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雑記のようなもの

パニック障害克服日記~1日目

 幼少期、旅行や外食はとても楽しみで、何をするにも明るく元気だった。でも、高校三年生の夏を境に自分の人生は大きく変わった。逆流性食道炎過敏性腸症候群と診断されたが、今となってはパニック障害だったのだと思う。閉鎖空間(電車やバス、飛行機、教室、試験会場)に入るだけで体調は一気に急降下。手の震え、動悸、吐き気、下痢が起きる。そんなのが毎日だった。しまいには「自分は何か大病を患っているのかもしれない」と漠然とした恐怖に代わり、医者の言葉すら信じられなくなっていた。

 そんな時、ふと「これだけ症状が続いている。でも、逆を返せば悪化もしていない。ずっと平行線だ。」と思った。そして、症状が発現するタイミングはストレスが溜まっている時であることに気が付いた。勘違いかもしれないが、これまでの経験上、ストレスが高まっている時(学会でプレゼンする時、重要な会議がある時、高速バスのような途中下車できない環境にいる時等)に決まって症状が出ていた。
そこで、これらの環境に身を置いたときにもストレスを感じにくいマインドフルネスを身に着けることが重要だと考えるようになった。

 パニック障害等の本もたくさん読んできたが、結局は自分の心との向き合い方だったり、ざわついた心の鎮静化方法を語るものが多かった気がする。(手にしたものがそれ関係が多かったのかもしれないが・・)ただ、思うのは体の不調は自分の精神的面と密接に関係していて、パニック障害などの症状は感情の変化に対して過敏になっている人に出るのかなということ。そういう意味でも、やはり自分の感情の制御は重要なのだというのが個人的な見解。

 これまでも、「気の持ちよう」によって症状を乗り越えれたこと(その場を乗り越えたこと)があるが、もっと改善したいので本で読んだことを本格的に実践していこうと思う。大したことじゃないかもしれないけど、個人的に実践してきたことを一応下に書いておく(個人的には大きな進歩だったけど)。
・「吐いてもいいや」「途中で抜けても、降りてもいいや」と気楽に考える。どうせ誰か助けてくれるし、味方になってくれるから。
・相手のことを気にしすぎない。「悪いな」とか、「嫌われるかな」とか。それで嫌う人は今後関わらなくていい。
・症状を予め伝えておく。「自分、急に気分悪くなったりするので、ご迷惑おかけしたらすみません」とか。

 今後の計画として、読んだことを実践、継続する中で自分の症状がどのように改善していくのかを各週くらいで書いていこうと思う。読む人が同じような症状を抱えていたら、少しでも力になれるとうれしい。